コラム

北欧とは?まずはキホンを抑えておこう

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北欧風の家具が根強い人気です。弊社カーサカーサのオリジナルソファー、クルー・ゼロシリーズも北欧風インテリアとしても良くマッチすると、お客様に大変人気を頂いております。

ですがそもそも「北欧」とはどこのことを指すのか、そして何をもって「北欧風家具」と言うのか?
大変恥ずかしながら弊社スタッフでも厳密に考えてみたことが無いという声をききます。

反省の意味をこめて、ここでまず「北欧」の基本情報について抑えておきたいと思います。

北欧という言葉について

『北欧』とは漢字語で『北の欧州(ヨーロッパ)』という意味です。

国語辞書である小学館『デジタル大辞泉』の北欧の項目には以下のように記載されています。

ヨーロッパの北部地方。デンマーク・スウェーデン・ノルウェー・フィンランド・アイスランドの5か国をさすことが多い。北ヨーロッパ。

ここには3つの意味が記載されています

  • ヨーロッパの北の地方:つまり北側全体であればどの国も当てはまるといえる。
  • デンマーク・スウェーデン・ノルウェー・フィンランド・アイスランドの5か国をさす。
  • 北ヨーロッパ=北欧州という意味であるということ。

位置的な漠然とした意味合いと、国を限定した意味があるようです。

位置的な北欧 Northern Europe

北ヨーロッパという言葉を英語に直訳すると、『Northern Europe(ノーザンヨーロッパ)』となります。

英語版Wikipediaによると、Northern Europeは、地形的にヨーロッパの北部にある地域のことを指し、

アイスランド
ブリテン諸島
スカンジナビア(スウェーデン、ノルウェー、デンマーク)
ドイツ北部
フィンランド
バルト三国(エストニア、ラトビア、リトアニア)
ロシア北部
グリーンランド
さらに長い歴史の中の領土のくくりでは、北アメリカの一部まで歴史的政治的理由で含まれる。

かなり広範囲に渡っているようですね。

https://en.wikipedia.org/wiki/Northern_Europe

政治的な北欧 Nordic countries

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それでは次に、狭義の北欧である五カ国、
デンマーク
スウェーデン
ノルウェー
フィンランド
アイスランド
について。

これは英語では『Nordic countries(ノルディックカントリー)』といいます。

これは、北欧理事会(Nordic Council)に加盟している五カ国です。

北欧理事会は第二次大戦後に、政治的に深いつながりのある北欧諸国が、団結と協力のために設立されたもので、本部はデンマークのコペンハーゲンにあります。

また、さらにそのうち、スゥエーデン、ノルウェー、デンマークの三国は、スカンジナビア(Scandinavia スカンディナヴィア)と呼ばれ、歴史的、文化的、言語的にも深いつながりを持っています。

日本でのいわゆる『北欧』は、この『Nordic countries(ノルディックカントリー)』をさして言う場合が多いようです。

インテリア、デザイン用語としての北欧

私達が北欧インテリアを説明するとき

「冬の日照時間の少ない北欧では、お部屋でゆっくりくつろぐことを重要視しているので、できるだけ快適に過ごせるインテリアデザインが発展した」

「自然豊かな森に育まれる北欧で培われた木材等のナチュラルな素材感を活かした家具」

「アルネ・ヤコブセンやハンス・ウェグナーに代表されるような、究極的にシンプルで実用的な工業デザイン」

「マリメッコに代表されるような、ポップで色彩センス豊かな可愛らしいデザイン」

などの表現を使っております。

デザイナーに関しては、出身国がその国のデザイン、果ては文化の象徴にすらなっています。
その場合、デザインの類似において北欧風という表現が使われます。

昨今の日本における、シンプルでナチュラルな暮らしを求める風潮が、北欧国出身デザイナーの思想哲学にマッチし、その印象を含めたもの全般に於いて『北欧』という言葉を使っている傾向があります。

単に位置的にヨーロッパの北にある国の製品ということではなく、文化や思想背景を受け継いだものを指すのだと思います。

ですので、『北欧風家具』といった場合、必ずしも北欧五カ国の生産品でなくとも、その理念を継承していれば、北欧風と言っても良いわけですし、また、使う方にとってこれが北欧風であると感じられれば、それを取り入れることも可能なのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?簡単にご説明しましたが、とりあえずインテリア関係者としては北欧五カ国の名前と位置だけは覚えておきたいですね。

実は北欧という定義はかなり曖昧で、フランクな言い方をすれば”言ってしまったもの勝ち”のような様相を呈しています。

弊社としては、これからもさらに北欧の文化や精神を取り入れ、研究し、確かな製品づくりに活かしていきたいと思っております。

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